eGift System 導入事例

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コロナ禍だった2021年のバレンタイン 改めてeギフトの有効性と可能性を感じた

1 橋田さん
ゴディバ ジャパン株式会社 マーケティング&イノベーション本部 カスタマーマーケティング アシスタントマネジャー 橋田美緒様

2018年7月からeGift Systemを導入し、さまざまなキャンペーンにご活用いただいているゴディバ ジャパン様。コロナ禍だった2021年のバレンタインではどのような取り組みを実施されたのでしょうか。マーケティングをご担当する橋田美緒様にお話を伺いました。

eギフトは距離や賞味期限の制約を超え、ドリンクやソフトクリームも贈ることができる

――eGift Systemを導入した理由を教えてください。
理由は3つあります。ギフト市場は今、お客様のライフスタイルの変化に伴い多様化が進んでいます。かつてのギフト市場といえば、お中元やお歳暮に代表されるようなフォーマルなイメージでしたが、今は「ありがとう」や「おめでとう」と気軽にギフトを贈るシーンが増えており、そのニーズへの対応のためeGift Systemの導入を検討しました。
2つ目は、弊社はチョコレートや焼菓子などのギフト商品だけでなく、ドリンクやソフトクリームといった即時商品も取り扱っており、それらはこれまでギフトで贈るのが難しいものでした。しかし、eギフトであれば、離れた場所に住む人にも即時商品を贈ることができる。非常に可能性を感じました。
3つ目は賞味期限です。eギフトはお客様の都合のよいタイミングで交換できるため、賞味期限という制約を超え、お客様一人ひとりに利便性の高いギフト環境を提供することができます。

2 1 ゴールドコレクション
現在は、左/ゴールド コレクション(7粒入) 1,620円(税込)、中/ショコリキサー642円(税込)、右/ソフトクリーム530円(税込)などのeギフトを展開する。

――パートナー企業としてギフティを選んだ理由を教えてください。
ギフティは法人向けの市場開拓や提携先の拡大により外販先が豊富で、集客力の高い販路をお持ちなのが他社にはない魅力でした。また、当社と同じ業態の企業と取り組んだ実績があったことも心強かったです。

――eギフトによるサービスの展開のメリットは何ですか。
これまでゴディバの店舗に足を運んだことがないお客様に商品を知っていただき、ギフトとして選んでもらう機会を創出できることです。また、カジュアルにゴディバの商品を提供できる点も魅力です。以前に比べ、gifteeとgiftee for Businessを通して、幅広いお客様層にアプローチできていると感じています。

3 橋田さん

2021年のバレンタインはコロナ禍だからこそ相手を想う気持ちに寄り添いたい

――2020年のクリスマスに実施した「We are Santa!」キャンペーンの反応・効果はいかがでしたか。
ショコリキサーのeギフトを5杯分購入すると、購入者にも1杯プレゼントされるキャンペーンで、「たくさんの子ども達にプレゼントを配るサンタクロース自身にもプレゼントがあってもいいのでは」という発想から生まれた企画です。このキャンペーンを通して色々な方にeギフトに触れていただき、利用のきっかけになればと思いました。
2020年は2度目の実施でしたが、SNSなど自社の媒体でもしっかりと告知を行ったこともあり、12月のショコリキサーチケットの発行件数は前年を大きく上回る結果となりました。幅広いお客様にリーチでき、新規ユーザーの獲得にもつながりました。

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――2021年のバレンタインデーのキャンペーンについて教えてください。
ゴディバの2021年バレンタイン限定コレクション「きらめく想い」には、希望や大切な人への想いを持ち続けることを応援し、世の中に一つでも多くの幸せな瞬間をチョコレートを通じて届けたい、という願いが込められています。
ゴディバの想いに共感し商品を購入してくださった方へ、少しでもHappinessをお届けしたく、抽選で100名様にオーガニックコットンのTシャツ、またはスマートフォン用壁紙をプレゼントする企画を実施しました。各アイテムのアートワークは、“女優・創作あーちすと“である、のんさんが「きらめく想い」に着想を得て制作してくださったものです。
店頭では、対象商品をご購入いただいたお客様にQRコードを印刷したフライヤーをお渡ししました。QRコードを読み込んで参加できるのはお客様にとっても手軽で、多くのご応募をいただきました。

私たちはコロナ禍という前代未聞の事態の中で、この1年を過ごしました。会うことが制限される一方で、誰かを想う気持ちは、より一層強くなったのではないかと感じています。このような状況下で改めてeギフトの有効性を感じ、社内でも注目が集まっています。

5 橋田さん
6 きらめく想い
2021年バレンタイン限定コレクション「きらめく想い」
7 Tシャツ
抽選でプレゼントした、のんさんによるハートのアートワークをあしらったオーガニックコットンTシャツ

入店している商業施設のアプリと連携したキャンペーンを実施

――ゴディバ様が入店している商業施設のアプリでもeGift Systemのサービスをご活⽤いただいていますね。
ゴディバが入店している商業施設の方々と、何かお互いにとって有効な取り組みができないかと考えて始まった企画です。各商業施設は多くの会員を有しますが、その中にはゴディバの店舗へ足を運んだことがない方もまだまだいらっしゃいます。そうした方々へのアプローチの手段として、各商業施設のLINEやアプリを活用させていただきました。
ギフティは、eギフトを活用したキャンペーンを手軽かつスピーディーに運用でき、LINEやTwitterのインスタントウィンなど各種デジタルキャンペーン用のツール「giftee Campaign Platform」も提供されています。こちらを活用することで、ゴディバと各商業施設がコラボレーションしたデジタルキャンペーンの展開が可能となりました。

2020年11〜12月にはクリスマスプレゼントとして、抽選でゴディバ商品のeギフトか限定ドリンクのクーポンのいずれかをプレゼントするキャンペーンを実施しました。抽選という遊び心のあるキャンペーン内容もあって、多くの会員の方々にご参加いただき、来店促進につながりました。ゴディバの利用が初めてのお客様も多く、お客様にも商業施設の方々にも喜んでいただきました。このような活用方法ができることは私たちにとっても新たな発見で、今後もさまざまな展開を考えていきたいと思っています。

8 1 店頭
8 2 店内

――今後取り組んでみたいこと、またギフティに期待することは何ですか。
eギフトのリーディングカンパニーとして、eギフトがもっと多くの人々に積極的かつ気軽に利用されるよう、引き続き日本のeギフト市場を牽引していっていただきたいです。また、ギフティが提携しているパートナー企業様同士で相互集客につながる企画にも取り組んでみたいと考えています。どのような時代も、人と人のつながりはかけがえのないものです。一人ひとりの想いを届けるお手伝いをし、企業の枠を超えて一緒にeギフト市場を盛り上げていけたらと思っています。

――本日はありがとうございました。

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取材日/2021年2月