eGift System 導入事例

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受け取る側が形や度数を選べるeギフトなら メガネを気軽にプレゼントできる

JINS様 (7)
デザイン性の高いメガネを低価格で提供し、新しいメガネのあり方を提案するアイウエアブランド「JINS」。メガネ業界でいち早くオンラインでの販売にも注力し、2018年からeGift Systemを導入いただいています。革新的な挑戦を続ける同社のCX戦略本部 CXマネジメント部、濱田卓男さんに、導入のきっかけやメガネとeギフトの親和性についてお話をお聞きしました。

JINS様 (8)
株式会社ジンズ CX戦略本部 CXマネジメント部 プロフェッショナル 濱田卓男さん

プレゼントでの課題をeギフトならクリアできた

――以前からeギフトの導入を検討されていたのですか。
これまで何度も、紙のギフトカードの導入が議題に上がっていましたが、度数やフィッティングは人それぞれで、デザインにも好みがありますから、メガネはギフトとしてハードルの高い商材でした。ただ、例えば「父の日には遠近両用メガネを贈る」「就職祝いに眼鏡をプレゼントする」など、需要はあると感じていました。ギフト需要を想起させていけば、売上につながるのではないかと。

しかし、紙のギフトカードは決済の問題や、紙や印刷のコストなどハードルも高かった。それに対しeギフトであれば、それらの問題もクリアできますし、福利厚生として従業員にチケットを配布するといった法人需要にも対応できます。そう思いついた時、以前からお付き合いのあったギフティを思い出し、相談をもちかけました。

ギフティはeギフトのパイオニア的存在で、すでに大手のブランドが導入して実績もあったので、安心して任せられると思いました。また、イニシャル、ランニングコストともに導入しやすい金額というのもありがたかったです。

――導入の際はどのようなご苦労がありましたか。
決済手段を一つ増やすことになるので、経理や財務への説明のほか、オンラインショップでも使えるようにするために、決済会社や、もちろん店舗にも説明をしなくてはいけません。2018年当時で300店舗以上ありましたから、店舗オペレーション部門に確認をとり、対象店舗にアンケートをとって店長会議に出て説明し…、というように各方面に承認をとるために走り回っていましたね。
eギフトは先ほど挙げた通りメリットが明確だったので、導入に関しては各部署に比較的すんなりと受け入れてもらえました。商業施設内の店舗についても、弊社は自社でPOSを導入していますので、決済の項目を追加することで対応し、店舗のオペレーション側の調整、協力で導入することができました。eギフトを使った店舗をトラッキングできるよう店舗コードを設定しており、売上が各店舗に紐づくようにしています。動き出してから約半年ほどで導入にこぎつけることができました。

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立体的に浮かぶ木の棚が面白いJINS渋谷店

実店舗とオンラインショップの両方で使えるように

――実店舗とオンラインショップの両方でeギフトを使えるようにしたのですね。
そうなんです。「オンラインショップでも使えるようにしたい」とギフティに希望を伝えたら、システムを改修し、実店舗かオンラインショップかを選択できるページを作成してくれました。柔軟に対応していただき、感謝しています。

コロナの影響でデジタルへの移行が加速し、期間限定でオンラインショップ限定のブルーライトカットレンズ追加料金0円というテレワーク応援キャンペーンを行ったこともあり、オンラインショップの売上は飛躍的に伸びています。オンラインショップの認知度が上がったことで、eギフトの売上も上がっています。

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JINSのeギフト専用サイト( https://jins.e-gift.co )。受け取り方を実店舗とオンラインから選ぶことができる。現在、3,300円、5,500円、8,800円(税込)のギフト券を用意している。

――メガネとeギフトは親和性が高いように思いますが、いかがですか。
おっしゃる通りです。メガネはフレームのデザインや度数、フィッティングなどそれぞれ好みがありますから、物理的なプレゼントとして選ぶのはなかなか難しく、たとえ贈ったとしても、受け取った側も自分の好みでないと困ってしまいます。その点eギフトなら、受け取った側一人ひとりが髪や肌の色、ファッション、使用シーンなどに合わせ、自分で好きなメガネを選ぶことができます。
さらに、デジタル化することで、UI、UXを高めることにもつながっていると感じています。私は両親にメガネのeギフトをLINEで贈りましたが、両親もデジタルで、しかも簡単にプレゼントを受け取れることにとても驚いていました。

また、マーケティングにも活用させていただいています。今までモニターとして参加いただく方々にメガネや交換券を直接配送していたのですが、eギフトなら発送費も不要ですし、そのほかメガネのモデルをしてくれた方やインフルエンサーにお礼として贈ることも可能です。

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店舗に並ぶ豊富なラインナップのメガネやサングラス

SNSでのキャンペーンを実施しやすくなった

――導入後の反応はいかがですか。
最初に想定していたより高い売上を残していますし、マーケティングの幅が広がったと感じています。以前から販促企画としてSNSでフォロー&リツリートキャンペーンに取り組んでみたいと考えていましたが、eGift Systemを導入したことで、SNSのキャンペーンに関して実施のハードルが低くなったと思います。インスタントウィン機能もギフティのシステムを利用させてもらっていますし、気軽にSNSでキャンペーンを実施できるようになりました。

――具体的にはどのようなキャンペーンをされたのですか。
弊社SNS担当者の発案で、あるコンテンツとのコラボ関連商品でフォロー&リツイートキャンペーンを行いました。条件をクリアしたらTwitter上でインスタントウィン(抽選)が走り、当選者にコラボ関連商品がその場で当たるというものです。JINSで購入したことがない層のフォロワーにリーチでき、フォロワーがTwitterで拡散もしてくれたので、多くの反応がありました。フットワークも軽く新たな層に訴求できる施策であり、投資額に対してより多くの反応が得られるので、導入しやすいと思います。

――今後はどのようなことに取り組んでみたいですか。
eギフトに関しては、BtoCだけではなく、福利厚生や法人向け販売など、企業や教育機関を支援する側の施策にも取り組んでみたいですし、今後もさまざまなことに挑戦していきたいと考えています。

JINSは日本初のコンタクトレンズの自動販売機「TOUCH&COLLECT」や、着用中のメガネをリアルタイムで映像から消し、その上から3Dのメガネをバーチャル試着することで、メガネをかけたまま試着ができる「MEGANE on MEGANE」、最近ではアプリやLINEでメガネを事前注文し、待ち時間なく店舗で受け取れる「CLICK&GO」をローンチしました。これらのサービスはコロナ前から準備していたもので、withコロナの時代に最適なサービスだと思っています。いま世間ではDXの導入が叫ばれていますが、大事なのはお客様がWEB、リアルなどの環境を問わず、便利で質の高いサービスを平等に受けられるということではないでしょうか。JINSはメガネを通してお客様の生活をより良くすることを目指しており、ギフティが目指すものも同じだと感じています。

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JINSもベンチャー気質の会社で、ギフティとは共通点が多いです。今後も新しいサービスや施策についてお互い情報交換をしながら、新しい取り組みを進めていきたいですね。こちらから「こういうことできませんか?」と相談を持ちかけると一緒に考えてくれ、ギフティからも提案をいただりたりと、企業間のつながりでここまで意見交換ができる関係性はなかなかありませんし、大事なパートナーだと思っています。

JINS様 (9)

――本日はありがとうございました。

取材日/2020年10月