eGift System 導入事例

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「チョコレートを通じてお客様の人生を豊かする」 eGift Systemの導入によって、その可能性が広がった

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創業175年の歴史を誇り、世界120カ国以上で愛されているスイス発のプレミアムチョコレートブランド「Lindt(リンツ)」。2019年10月よりeGift Systemを導入いただいている同社ヘッドオブマーケティングの片岡正宏さんは、eギフトによってこれまでの課題もクリアされ、新たなお客様の獲得につながっていると語ります。導入の目的や1年を経て実感する効果などについて詳しくお話しいただきました。

パーソナルでカジュアルなギフトシーンに注力していきたい

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リンツ&シュプルングリージャパン株式会社 ヘッドオブマーケティング 片岡正宏さん

――以前からデジタル化を進めていましたか。

はい、もちろん検討していました。デジタル化によって、これまで掘り起こせなかった、もしくは取りこぼしていたお客様の層にリーチできるだけでなく、購買や顧客のデータを把握することで、よりお客様のニーズに合わせた商品開発やコミュニケーションが可能となります。現在、新型コロナウイルスの影響でデジタル化がさらに加速し、社会と消費者の価値観が大きく変わるなか、どの企業もこれまで以上にデジタル化を強化していくのではないでしょうか。

――eGift System導入の目的やサービスに期待したことを教えてください。

昨今は虚礼廃止の傾向にありますが、母の日やクリスマスなどイベントや祝事において贈った人と贈られた人が一緒に楽しめる「共有型ギフト」のニーズが高まっており、ギフト市場は拡大を続けています。我々もギフト市場に大きなニーズがあると捉え、よりパーソナルでカジュアルなギフトシーンに注力し、その施策を打っていきたいと考えていました。
そのような背景から、2019年10月にeGift Systemを導入しました。ギフティのeGift Systemを選んだ理由はいくつかありますが、SNSを通じて気軽に贈れること、思い立った時に贈れることのほか、贈られた側が好きなものを選べるため、好みを間違えるといった失敗もありません。オンラインでもギフトを贈ることは可能ですが、eギフトであれば、ネックになりがちの送料も不要です。
特に飲食の場合、賞味期限という問題が必ずつきまといますが、贈られた側のタイミングで受け取ることができ、リンツのチョコレートを最もおいしいタイミングで楽しんでいただける点に魅力を感じました。

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eギフトの券面。電子スタンプで消し込みを行う。

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店頭でフレッシュなチョコレートドリンクを受け取る。

――ギフティを協業先に選んだ理由を教えてください。

リンツは単なるチョコレートブランドではなく、「チョコレートを通じてお客様のライフスタイルをより豊かにするきっかけを与える」という理念を掲げています。「ありがとう」や「お疲れさま」という気持ちをもっと気軽に伝えることができ、カジュアルにプチギフトを渡せるような素敵な社会に貢献したいと考えており、ギフティの理念にも通じると感じました。
ギフティのサービスには、さまざまな業態・業界、百貨店系も参画するほか、LINEギフトでの販売も可能です。ギフティが運営する「giftee」による個人向けの販売だけでなく、giftee for Businessという集客力の高い法人向けの販路をもつことから、これまでにないお客様との接点も期待できると考えました。

Lindt Chocolate e-Gift
リンツのeギフト専用サイト(https://lindt.e-gift.co/)。 現在、リンツドリンク券600円(税込み)、チョコレートギフト券1,000円(税込み)を取り扱う。

――商業施設内の店舗では、商業施設からPOSや決済端末を指定される場合が多く、POSに新たな項目を追加するなど商業施設との諸々の調整が必要になるかと思いますが、どのように説明されましたか。

商業施設に導入の説明を行い、届け出に3か月の期間を設けて電子スタンプや売上計上に関してのマニュアル等を準備しました。ギフティにテスト券を発行していただき、事前に電子スタンプの運用を店舗スタッフとともに確認することで、スムーズな導入につながりました。
既にeGift Systemを導入しているブランドが商業施設内の店舗でeギフトに対応している事例もあったので、ほかのブランドの状況についてギフティにヒアリングし、対応を進めました。

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リンツショコラカフェ錦糸町パルコ店

現代のニーズと価値観の変化に対応できるサービスが可能に

――eGift System導入後、社内外の反応はいかがですか。

これまでチョコレートが溶けやすい夏場は、渡すまでに時間がある場合にプレゼントとして敬遠されがちでした。しかし、チョコレートが好きなお客様は夏でもチョコレートを楽しみたいし、贈りたいわけです。eGift Systemの導入後、「溶ける心配をせず、チョコレートをプレゼントできて嬉しい」との声を多数いただいており、現代のニーズと価値観の変化に対応できるサービスの提供が可能になったと感じています。
また、これまではプレゼントの対象として外れていたチョコレートドリンクも贈れるようになりました。受け取った側のタイミングでチョコレートやドリンクを楽しんでいただけるので、これまで取りこぼしていた需要を再度掘り起こせていると感じています。

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――2019年のバレンタインでは、4つのチョコレートブランド(リンツ、ゴディバ、ダンデライオン、ダリケー)で共同キャンペーンを行いましたが、いかがでしたか?
さまざまなブランドとの協業によって消費者に多くの選択肢を与えることができ、非常に良い取り組みだと感じました。我々は自分たちのブランドだけを考えるのではなく、チョコレート市場全体を盛り上げ、さらにはお客様のライフスタイルを豊かにするため、魅力的な商品とインスピレーションを提案したいと思っていますから、こういったキャンペーンには積極的に参加したいですね。

――2020年のバレンタイン時期に合わせて行ったLINEギフトとのキャンペーン(1,000円券を買って店頭で利用すると、ハートのリンドールがもらえる)については、いかがでしたか。
ギフティと一緒に企画を考え、LINEギフト側との調整をしていただきました。LINEのプラットフォームによるリーチやインパクトは大きかったですね。ハズレなしで人気のハートのリンドールがもらえるということから、予想以上の反響でした。大きなトランザクションの獲得に成功し、販売ターゲット予算を大幅に上回る実績を実現しました。

業種や業態の枠組みを超えた取り組みにもチャレンジしたい

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――今後、どのようなことに取り組んでいきたいですか。

気軽に渡せるプチギフトへのニーズの掘り起こしは継続しつつ、「リンドールギフト12個入り(2,000円)」、「27個入り(3,000円)」(税込み)といった高単価なeギフトの展開も予定しており、幅広いお客様のニーズに応えていきたいと考えています。これまでの取り組みから法人向けのギフト需要も大きく見込めることがわかりましたので、今後さらに注力し、開拓していきたいですね。

――今後、ギフティに期待することは何ですか。

ギフティの会員数は前年同期比で21.8%増の150万人(2020年6月末時点) と増えており、昨年は33万5000件の注文があったことを見ても、業界全体で利用者数も注文者数も増加傾向にあると思います。ギフティなら業種・業態の枠組みを超えた取り組みやキャンペーンにもチャレンジできますし、幅広いお客様への接点をもてることはたいへん魅力的です。我々リンツも、理念に共感してくださる他業種・業態の企業とギフティを通して積極的にコラボレーションし、お客様の人生を豊かにする商品とサービスの提供を目指していきたいと思っています。

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――本日はありがとうございました。

取材日/2020年8月