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沖縄県名護市で観光客の周遊促進を目的に実施されるデジタルスタンプラリー事業に「e街プラットフォーム®」を提供 ~ 「名護のマジムンを探せ!デジタルスタンプラリー」の運用基盤および参加特典「名護トクパスポート」・「マジムンシール引換券」の発行基盤として採用 〜

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 eギフトプラットフォーム事業(※1)を展開する株式会社ギフティ(本社:東京都品川区/代表取締役:太田 睦、鈴木 達哉/以下、ギフティ)は、自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム®」(※2)を、沖縄県名護市で2025年8月より開始された、観光客の周遊促進を目的とした事業「名護のマジムンを探せ!デジタルスタンプラリー」の運用基盤として採用いただきましたので、お知らせいたします。また、本事業の参加者にスタンプラリーのインセンティブとして付与され、2026年2月28日(土)までご利用いただけるデジタルギフト「名護トクパスポート」および「マジムンシール(※3)引換券」の発行についても、「e街プラットフォーム®」 で実現しております。なお、ギフティは、株式会社デンソー(本社:大阪府大阪市/代表取締役: 岡 寛/以下、デンソー)との連携のもと、本事業に取り組んでおります。

名護市は、沖縄本島北部の山々が連なる自然豊かな地域「やんばる」の玄関口として知られる、エメラルドグリーンの海や手つかずの森などの大自然が広がる地域です。一方で那覇空港と観光地が多い沖縄本島北部との中間に位置することから、観光客の滞在時間の短さが課題となっています。この課題に対して、市内の周遊促進を目的とし、また、観光データを収集・分析し情報発信を行う、観光におけるデジタルマーケティングの一連のサイクルを適切に回す施策として、デジタルスタンプラリー事業「名護のマジムンを探せ!デジタルスタンプラリー」が、2025年8月8日(金)〜2026年1月31日(土)(予定)の期間で実施されております。なお、本事業は、内閣府が所管する「令和7年度沖縄振興特定事業推進費補助金」の交付を受けた民間補助金事業として実施されており、本事業において、特定の地域内で周遊を促すとともに、周遊データを収集するためのソリューションとして「e街プラットフォーム®」を採用いただく運びとなりました。

「名護のマジムンを探せ!デジタルスタンプラリー」は、名護市内の様々な観光スポットを巡りながら、スマートフォンでデジタルスタンプを集め特典を受け取ることができる観光周遊事業です。旅行者は、市内に設置されたデジタルサイネージまたはPOPに記載された二次元コード(※4)をご自身のスマートフォンで読み込むことで、専用サイト「沖縄県名護市デジタルマップ」内でデジタルスタンプを獲得することができます。デジタルスタンプを1つ獲得すると、対象店舗で提示した際に割引などの特典が受けられるデジタルギフト「名護トクパスポート」が、インセンティブとしてデジタルマップ内に付与されます。また、デジタルスタンプを3つ以上獲得した場合は、「マジムンシール引換券」が、最大9枚まで付与されます。本事業において、デンソーは事業企画・運営およびデジタルサイネージ等のシステム設計・運用を担当しており、また、ギフティは、デジタルスタンプラリーの運用基盤およびインセンティブであるデジタルギフトの発行基盤として、「e街プラットフォーム®」を提供しております。

デジタルスタンプを1つ獲得すると付与される「名護トクパスポート」とは、テーマパーク「トロピカル王国OKINAWAフルーツらんど」や道の駅「許田」等、市内の7つの加盟店(2025年12月24日(水)時点)で、割引等の特典を受け取れるデジタルギフトです。事業期間中であれば何度でも特典を受け取ることができます。また、デジタルスタンプを3つ以上獲得すると付与される「マジムンシール引換券」とは、沖縄県等に伝わる妖怪「マジムン」をイラスト化したシール「マジムンシール」と引き換えが可能なデジタルギフトです。市内6カ所のスポットでシールと交換いただけます。両デジタルギフトともに、所定の数のデジタルスタンプを獲得したのち、「沖縄県名護市デジタルマップ」のスタンプラリー特典画面から表示することができます。利用の際は、加盟店・シールの引き換えスポットでデジタルギフトの券面をスマートフォンからご提示いただき、スタッフが電子スタンプ「giftee STAMP」(※5)を押印することで読み取りが完了します。読み取り完了時に「消し込み」という処理が行われ、利用済みのチケットとして認識されるため、再利用等の不正利用を防ぐことができます。

「e街プラットフォーム®」を活用いただくことで、オリジナルの割引券や引換券の電子化が可能となり、電子化されたチケットの簡便運用が実現します。また、デジタルギフトを「giftee STAMP」で即時利用済みにすることで、「いつ、どこで、どのようなルートで」デジタルギフトが利用されたのか等の観光周遊データをリアルタイムで取得可能となり、蓄積したデータはマーケティングにも活用いただけます。なお、利用実績は全て自動でデータ化されるため、加盟店における裏書や集計、請求が不要で、入金を含む精算作業にかかる時間を短縮することができます。加盟店への迅速な経済支援が実現できます。

ギフティは、特定の地域内でのデジタル技術を活用した周遊促進施策として、また地域経済活性化の手段として、全国の自治体への「e街プラットフォーム®」の提供を一層推進します。また、ギフトで人と街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供するというコーポレート・ビジョンのもと、「e街プラットフォーム®」をより価値の高いシステムへアップデートし、これらの普及を通じて、地域活性化および旅行者の新たな体験の創出に貢献してまいります。

(※1) eギフトプラットフォーム事業とは、ギフティが取り組む、eギフトの生成から流通まで一貫して提供する事業です
(※2) e街プラットフォーム®は、ギフティの登録商標です(2022年6月商標登録済み)
(※3) マジムンとは、沖縄県等に伝わる妖怪の総称です。本事業では、マジムンのイラストをシール化し、インセンティブとして贈呈しています
(※4) デジタルスタンプを獲得できる二次元コードは市内の全34箇所(2025年12月24日(水)時点)に設置されています
(※5) giftee STAMPとは、高セキュリティで電池不要の電子スタンプです。スマートフォンなど電子端末の画面に、電子スタンプを直接タッチするだけで、eギフトおよびeチケットを個別に照合し、使用済みと反映して処理することが可能です

■ 「名護のマジムンを探せ!デジタルスタンプラリー」概要

専用サイト: https://okinawa-nago.e-premium.gift/
事業名: 名護のマジムンを探せ!デジタルスタンプラリー
事業期間: 2025年8月8日(金)〜2026年1月31日(土)(予定)
エリア: 名護市エリア全域

■ 「名護トクパスポート」および「マジムンシール引換券」概要

利用期間:2025年8月8日(金)〜2026年2月28日(土)
概要:
・「名護トクパスポート」:
テーマパーク「トロピカル王国OKINAWAフルーツらんど」や道の駅「許田」など、市内の7加盟店(2025年12月24日(水)時点)での割引などの特典を受け取れるデジタルギフトです。事業期間中であれば何度でも特典を受け取ることができます。
・「マジムンシール引換券」:
沖縄県や鹿児島県奄美群島に伝わる妖怪「マジムン」をイラスト化したシール「マジムンシール」と引き換え可能なデジタルギフトです。デジタルスタンプの獲得数に応じて最大9枚まで受け取ることができ、市内6カ所のシール引き換えスポットで交換いただけます。
※詳細は「名護のマジムンを探せ!デジタルスタンプラリー」専用サイトよりご確認ください

■ 「e街プラットフォーム®︎」概要

「e街プラットフォーム®︎」は、自治体・地域課題を解決するデジタルプラットフォームサービスです。日本の「街」には多様な個性があり、抱えている課題もまた、さまざま。私たちは、「e街プラットフォーム®︎」の提供を通し、街づくりに取り組む人たちを支え、キモチのやり取りのある、個性的で持続可能なコミュニティ構築をサポートいたします。
02 e街プラットフォームについて

提供対象:国、地方自治体等の行政機関、商工会議所、地銀・地域インフラ企業・地域商社等
活用方法:旅先納税®︎、観光向け地域電子チケット、MaaS乗車券プレミアム商品券、子育て世代応援券、地域商品券等
サービスページ: https://x.gd/KuSUQ
お問い合わせ先: https://x.gd/XC2JJ