- プレスリリース
新潟県柏崎市で「e街チケットポータル」のマルチユースを開始 「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム事業」での「e街プラットフォーム®️」および「e街チケットポータル」の活用がスタート 〜「e街チケットポータル」の活用により自治体のデジタル施策の利便性を向上同一自治体内の複数事業で「e街チケットポータル」をマルチユースする初の案件 ~
eギフトプラットフォーム事業(※1)を展開する株式会社ギフティ(本社:東京都品川区/代表取締役:太田 睦、鈴木 達哉/以下、ギフティ)は、自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム®️」(※2)および「e街チケットポータル」を、新潟県柏崎市の「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム」事業に活用いただきました。これにより、2024年7月19日(金)より、「e街プラットフォーム®️」による家庭養育応援券「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム」の発行が開始され、受贈者は「e街チケットポータル」を基盤とする「柏崎市電子チケットポータル」で電子商品券の管理が可能となりましたので、お知らせいたします。なお、柏崎市での「e街プラットフォーム®️」および「e街チケットポータル」の活用は、2024年1月に柏崎市が電子版の発行を開始した子育て応援券「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット」(※3)に続き、2案件目となり、また、「e街チケットポータル」を、同一自治体内の複数事業でマルチユースいただくのは、全国の自治体で初となります。
柏崎市では、子どもを授かりたいと願う方の経済的負担軽減を図るとともに、未就園児を預けやすくすることで、より一層子どもを産み、育てやすい環境整備を図ることを目的に、国が実施する3歳児~5歳児クラスの幼稚園・保育園などの無償化(2019年10月から)に加えて、1・2歳児の保育料無料化(2023年10月から)に取り組まれてきました。この度、保育園等を活用していない世帯にも支援が行き届くよう、柏崎市独自の「1・2歳児の保育料無料化」、および国の「3歳児から5歳児までの保育料無償化」の対象となっていないお子さんを養育する世帯を対象に発行する家庭養育応援券「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム」を電子化し流通させる運用基盤として、「e街プラットフォーム®」および「e街チケットポータル」を活用いただく運びとなりました。なお、同市では子どもがいる世帯を対象に子育て応援券を発行する「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット」事業でも「e街プラットフォーム®」および「e街チケットポータル」を活用いただいております。両事業の電子商品券の受贈者は、住民専用のポータルサイト「柏崎市電子チケットポータル」にて、各電子商品券の受け取り・保存・利用をスマートフォン上で一元管理することが可能です。また「e街プラットフォーム®️」をマルチユースいただくことにより、本事業は、新たな加盟店の開拓が不要、店舗のオペレーションの効率化や事業コストの削減を実現したプラットフォームのマルチユースモデルであり、サスティナブルな取り組みとして展開されています。
「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム事業」では、対象世帯に対し、子ども1人につき1カ月あたり5,000円分の家庭養育応援券「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム」が交付されます(※4)。2024年7月中旬以降、柏崎市から対象世帯に送られる案内状に記載の二次元コードから「柏崎市電子チケットポータル」へ遷移後、初回登録を行いマイページにログイン、「電子チケットを探す」画面でシリアルコードを入力することで、「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム」を受け取ることができます。なお、「柏崎市電子チケットポータル」では「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム」の受贈者は、四半期毎に届く同チケットの受け取り・保存・利用までをマイページ内で行うことができ、受け取り後の管理も可能となるなど、より利便性の高い住民サービスの展開を可能としています。また、2024年1月12日(金)より同市で配布されている「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット」についても、同じマイページ内で電子商品券の管理が可能です。
電子化された「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム」は、チケット発行年度の翌年度末まで、医療費および任意の予防接種、託児サービス、育児支援サービス、対象乳幼児が利用する商品などを提供する、市が認めた事業者73者(2024年7月31日(水)時点)での会計時に1円単位で利用が可能です。加盟店での利用(認証)手段は、二次元コード認証(静的MPM方式)を採用しています。利用者は加盟店にスマートフォンを持参し、「柏崎市電子チケットポータル」のマイページから受け取った家庭養育応援券の画面に遷移、店舗に設置された二次元コードを読み取ったうえで、使用金額を入力・確定することで利用が完了するため、紛失や釣銭を気にせず利用いただけます。加盟店での運用も大変簡単で、事前に店内にPOP等で二次元コードを設置、会計時は、利用者のスマートフォンに表示される支払い完了画面を確認するのみで完了します。支払いが完了した際に「消し込み」という処理が行われ、そのタイミングで支払い金額分が利用済みのクーポンとしてシステム上で処理されるため、再利用等の不正利用を防ぐことができます。また、紙クーポンの運用時に発生する「受領・裏書・集計・保管・請求」といった加盟店での煩雑な作業も必要なく、利用実績等も専用のWEBページから加盟店毎に確認することが可能です。
ギフティは、引き続き、地域経済活性化の手段として、全国の自治体へ「e街プラットフォーム®」の提供、および各種ソリューションの開発を行ってまいります。また、ギフトで「人とまち」をつなぐというミッションのもと、「e街プラットフォーム®」の普及を通じて、地域活性化および新たな体験の創出に貢献してまいります。
(※1) eギフトプラットフォーム事業とは、ギフティが取り組む、eギフトの生成から流通まで一貫して提供する事業です
(※2) e街プラットフォーム®は、ギフティの登録商標です(2022年6月商標登録済み)
(※3) 詳細はプレスリリース( https://giftee.co.jp/pressrelease20240111_01/ )をご確認ください
(※4) 保育園等の未利用の実績に応じて、四半期ごと(7月、10月、1月、4月)に数カ月分を合算した額を交付
◼︎「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム」概要
対象者:柏崎市に住民登録があり、保育園等に通園していない1歳から5歳(4月1日時点の満年齢)までの子どもがいる世帯
交付額:子ども1人につき、月5千円分
配布・利用開始日:2024年7月中旬より順次
※保育園等の未利用の実績に応じて、四半期ごと(7月、10月、1月、4月)に数カ月分を合算した額を配布
有効期限:配布年度の翌年度末
電子チケット利用可能加盟店数:73者(2024年7月31日(水)時点)
利用できるサービス:
1.医療費および任意予防接種
2.子どもを預かるサービス
3.養育者を支援するサービス
4.対象乳幼児が利用するものの購入
5.乳幼児または養育者が乳幼児を連れて利用できる飲食・サービス
受け取り方法:
1.柏崎市より対象世帯に配布された案内状に記載の二次元コードから「柏崎市電子チケットポータル」へ遷移
2.初回の会員登録を行いマイページにログイン
3.「電子チケットを探す」画面でシリアルコードを入力
4.「かしわ★ざ★キッズ!スターチケット@ホーム」を受け取る
利用方法:
1.加盟店にスマートフォンを持参のうえ、受け取った家庭養育応援券画面に遷移
2.店舗に設置された二次元コードを読み取り
3.使用金額を入力・確定し利用完了
事業サイト:https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/soshikiichiran/kodomomiraibu/hoikuka/15/42657.html