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沖縄県南城市Nバス乗車券電子化事業に「e街プラットフォーム」を提供 市バス「Nバス」の乗車券(通常運賃)および1日乗車券の電子化を実施 ~アフターコロナにおける地域周遊観光を促進~

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 eギフトプラットフォーム事業(※1)を展開する株式会社ギフティ(本社:東京都品川区/代表取締役:太田 睦、鈴木 達哉/以下、ギフティ)は、沖縄県南城市Nバス乗車券電子化事業に、自治体・地域課題を解決するデジタルプラットフォームサービス「e街プラットフォーム」(商標登録申請中)を提供し、2022年2月21日(月)より南城市内線「Nバス」の乗車券(通常運賃)と1日乗車券の電子化を実施いたしましたのでお知らせいたします。なお、本取組みは路線バスの乗車券に「e街プラットフォーム」を活用いただいた初となる案件です。

沖縄県南城市は世界遺産「斎場御嶽(せーふぁうたき)」(※2)や「おきなわワールド」(※3)など、多くの観光資産を有する都市です。南城市は、2020年2月から3月には南城市内でのオンデマンド交通と小型モビリティ等を活用した観光型MaaSの実証実験に、2021年10月から12月には南城市およびうるま市での顔認証を活用した観光型MaaS実証実験に取り組まれていました。ギフティは、両観光型MaaS実証実験において「e街プラットフォーム」を提供しており、それらの実証実験の結果を踏まえ、この度の南城市Nバス乗車券電子化事業にも採用いただくこととなりました。

「Nバス」は南城市内を巡るコミュニティバスです。今回のNバス乗車券電子化は、非接触決済による新型コロナウイルス感染症対策や、利用者のNバス利便性向上・利用促進を目的としています。またコロナが落ち着いた際は、Nバス乗車券とともに市内で使用できる施設専用券をセット販売する、アフターコロナにおける周遊観光客の誘致策としての活用も検討いただいております。

電子化されたNバスの乗車券(通常運賃)およびNバス1日乗車券は、アプリなどのダウンロードも必要なく、Nバス乗車券販売サイトからクレジットカード決済で購入いただけます。購入後は、バス降車時にスマートフォンのチケット画面からQRコード読み取り画面を表示し、バス車内のQRコードを読み取ることで利用できます。この度の電子化により、財布や物理的なカード等を持ち歩く必要がなく、スマートフォンのみでの乗車が可能となるため、紛失の心配もなく、非接触かつ衛生的に運用することができ安心して利用いただけます。またクレジットカードによる購入が可能なため、乗車券の購入から利用までをスマホで完結することができます。また、電子化されたチケットをQRコード読み取りで即時利用済みにすることで、「いつ、どこで、どのチケット」が利用されたのか等のデータが、リアルタイムで蓄積可能となり、蓄積したデータをマーケティングにも活用いただけます。

ギフティは、引き続き、特定の地域で利用できる各種乗車券等の電子化および決済手段として「e街プラットフォーム」の提供を進め、公共交通機関、施設のチケットの電子化および決済手段等の利便性向上に取り組んでまいります。また、ギフトで「人とまち」をつなぐというミッションのもと、「e街プラットフォーム」の普及を通じて、地域活性化および新たな体験の創出に貢献してまいります。

(※1) eギフトプラットフォーム事業とは、ギフティが取り組む、eギフトの生成から流通まで一貫して提供する事業です
(※2) 琉球王国の創生神「アマミキヨ」が作ったといわれる琉球王国最高の聖地
(※3) 沖縄の自然と文化、歴史が体感できる観光テーマパーク
( https://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/ )

■ 南城市内線「Nバス」乗車券電子化の概要
購入期間:2022年2月21日より開始
購入可能な乗車券:乗車券(通常運賃)(大人:300円/中高生:300円/小学生150円)
         1日乗車券(大人:700円/中高生:500円/小学生350円))
利用期間:乗車券購入より1年間
URL:https://nbus-nanjo.jp/

利用方法:① スマートフォンでNバス乗車券サイトにアクセスし、会員登録後、
       クレジットカード決済で購入
      Nバス乗車券サイト:https://nbus-nanjo.e-premium.gift/
券面
     ② Nバス乗車券サイトにログインしチケット読み取り画面を開き、降車時に
       運賃箱横のQRコードを読み取る
利用時画像
     ③読み取り後、運転手に利用完了画面を見せる(青:乗車券、赤:1日乗車券)
利用完了
■ 株式会社ギフティについて
ギフティは、『eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する』というコーポレート・ビジョンのもと、eギフトの発行から流通まで一気通貫で提供するeギフトプラットフォーム事業を国内外で展開しています。主力サービスは、個人向けeギフト販売サービス「giftee」(※4)、eギフトやチケットを発行し販売する「eGift System」(※5)、eギフトを活用した法人向けサービス「giftee for Business」(※6) の3サービスあり、個人、法人を対象に広くeギフトサービスを提供しております。また、自治体・地域課題を解決するデジタルプラットフォームサービス「e街プラットフォーム」(2021年10月に「Welcome ! STAMP」より名称変更)、を2016年5月にローンチし、自治体や地元企業・団体の地域活性化をデジタル面からサポートしています。2019年には、「e街プラットフォーム」のメイン機能である、地域で発行・利用可能な商品券を電子化し流通させるシステム「e街ギフト®」の提供を開始し、同年11月には「ふるさと納税」の返礼品として岡山県瀬戸内市に採用いただきました。2020年5月には群馬県前橋市に、同年7月には秋田県、同年11月には八王子市に、2021年4月には岡山県西粟倉村、同年8月には岡山県瀬戸内市と北海道伊達市に、2022年1月には厚木市に、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として「e街ギフト®」を導入いただいております。

(※4) gifteeとは、ギフティが運営するeギフトの販売WEB/アプリサービスです
(※5) eGift Systemとは、ギフティが法人向けに提供するeギフトおよびeチケット販売システムです。導入企業は、自社サイトでeギフト/チケットサービスを運用することができます
(※6) giftee for Businessとは、eギフトを活用した法人向けソリューションです。キャンペーンの景品やお客様への謝礼にeギフトをご利用いただけます